ゴルフ会員権とは何か

ゴルフ会員権とは、一般利用者に比べてゴルフ場を優先的に利用できる権利のことです。ゴルフ会員権とは何らかの形でゴルフ場の構成員として関与しているのが特徴で、主に株主会員制・預託金会員制・社団法人制の3種類からなります。株主会員制とは株式会社形態のゴルフ場に対して株主になるもので、株主に認められる権利を利用することができるのがメリットです。クラブ解散時には残余財産を株主数におうじて分配してもらう流れです。

預託会員制とは、ゴルフ場建設のための預託員を支払いこみ、完成後のクラブで優遇された条件でプレイを楽しむことができます。預託金は無利子で一定期間経過後に退会した場合に支払が保証されています。譲渡可能で市場で売却することも可能です。ただしクラブ倒産時には一般債権者の扱いとなるので要注意です。

社団法制とは、収益活動ではなく体育振興などを目的に設立した法人で、名誉会員の側面が強く数も非常に少ないくなっています。ゴルフ会員権とは、利用する日時でも分類することができ代表的なのは、正会員と平日・週日会員です。正会員は定休日をのぞきすべての曜日でプレイでき、全ての大会に参加できます。平日会員は定休日をのぞいて月から土まで利用でき、平日競技に参加できるというものです。

週休二日制のもと土曜日にプレイできるものは特に人気があります。週日会員は月から金までの平日にプレイ可能で、平日に休みをとれるなど特定の入会者に限られます。